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玄海樓店主のきまぐれなひとこと
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台風が近づいてきています。

皆様、お気を付け下さいませ。


朝晩めっきり肌寒く

なってまいりました。


お風邪などひかれなさいませぬよう。




本日、どど~んと

当サイトの方へ

大量に商品をUPさせて戴きました。


古筆、短冊、

古いものから最近の新しい書画類まで

当人がいうのも何ですが、


「目白押し」です。



どれだけ仕入に

資金が注ぎ込まれているか・・・


ご想像にお任せ致します。



ところで、

つい先日の「中秋の名月」。


殊に日本人は

「月」というものに対して

格別な思いを持っています。


太古より

和歌にも歌われているように

東(ひむがし)であったり、

秋の澄んだものであったり、

その光や影、村雲、雫(露)、霜、林、舟、宮、都・・・まで

幅広く世界は広がっています。


恋歌はその中でもひと際輝いています。



それはそうと、

和歌に最も多く詠まれているのは

「恋歌」です。


古今集をはじめ、

和歌として圧倒的に多いのです。



よく、茶道等で

「恋歌は使えないから・・・」などと

よく耳にしますが、


厳密な意味で、深く追究した場合、

全く恋歌でない歌などは

却って少ないのではないでしょうか。



何といっても

恋を詠んだ歌が

気持ちのこもったものにて、

人間の心が滲み出た、

素晴らしいものであると

私は思うのですが。



巷の流行る歌謡曲(表現が古いです)などは

ほとんどが恋歌ではないですか。



恋を語るには

まだまだ私には

程遠いのかもしれませんが。



そういえば、

学生時分の昔に

恋焦がれた女性の事を

一人、一人、

それぞれ和歌のようにして

詠んでいた事を思い出しました。



一体、何首詠んだっけなぁ・・・。
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