原発事故の恐ろしさを皆感じています。 それも地震から20日間経った今も尚。 巷では、情報の正確性や その信憑性、 更なる被害の可能性を 囁かれています。 一体、本当のところはどうなのでしょうか? 未だに聞かれない「再臨界」という言葉。 これが起きると まさにチェルノブイリのような 惨劇ともなりかねません。 煽るだけ煽っても仕方がない事ですし、 風評被害も懸念されている現在。 しかしながら、 真実を知りたいのは 国民の誰もが・・・ と思います。 飛散した放射能の数値ばかり 連日報道されていますが、 その危険度は勿論のこと、 それよりどうやって修復、収拾するのか、 そちらの方に関心は集まっています。 かのウクライナでは 鉛を投入、液体窒素で固めて冷却、 あらゆる手段を使って収拾につとめたようです。 とにかく、 細部にわたっての詳細な状況が 未だに掴めていない現状で、 一刻も早い解決を 皆望んでいるのです。 長引けば長引くほど 事態は益々悪化してゆきます。 東北や関東だけでなく、 日本全体の経済や産業、 流通などに至るまで 多大な損失を招く可能性があるのです。 先週、我らオークション会社の大会を 予定通り、敢えて挙行しました。 勿論、色んな意見がありました。 様々なイベントや催しが中止、延期、 自粛ムードがどんどん高まる中、 何故、儲け優先のこのような事をやるのか、と。 私は、 やる敢えて必要がある、と思っていました。 関東でもオークション等、次々と中止になる中、 売り物のある方に対して ではどうするのか、 何処に行けばよいのか、 売り買いをしてはいけないのか、 と。 我々美術商は 売り買いで生計を立てております。 それが成り立たなくなってしまったら、 一体どうやって生活をするのか。 関東が駄目なら、 関西に来て戴ければいい。 品物を持って来て戴ければ、 何とかなる。 そう思い、 あくまでお買い手は中国人の方が主流なのですが 有名なホテルにおいて 3日間、やりました。 その成果は、 お蔭さまで昨年の11月の数字の 倍以上の出来高。 売られた方も、買われた方も 本当に喜んで戴けました。 こんな時勢に、こんな時に、 実に有難い事です。 収益も上がりましたし、 〇百万円の義援金を 送ることに決めました。 何がいいたいかというと、 この現状だからこそ、 頑張れる人間が頑張らないといけない、 と思うのです。 無論、計画停電、工場など閉鎖されている 業界など酷な業界もあります。 けれども、 今、立ち行かなくなり、 閉鎖や 従業員や社員などが 強制解雇、等という この日本という国は、大変な事態に陥っているのです。 動ける人間、頑張れる人間が、 同じように自粛だ、と悲観していては、 日本全てが駄目になってしまいます。 それでは、 被災された方々を救済する事も出来ないのです。 改めて、 もう一度、 一人ひとりが認識し、 立ち止まることなく、 一歩一歩前に進んで行かなくては ならないのです。 変に力む事なく、 これまでのように、 一歩ずつ、 前へ・・・。 PR
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