03/13/2011 12:13 No.81 天変地異

03/13/2011 12:13

No.81

天変地異

とても悲惨な、悲しい災害が起きました。


昨晩、私は東京から飛行機で戻って来ました。




元々、１１日早朝から東京へ行き、

今日の夕方の便で小松へ向かう予定でした。


それが、どういう訳か

大阪へ一旦戻る用事が出来、


小松への便を取消し（手数料も払い）、

今日の１０時半の便で戻る事になっていました。



ご承知のように、

１１日の２時５０分より前でしたか、

地震が起きました。


私は神楽坂付近で

会に参加し、

その最中でした。


大きく揺れ、

また阪神大震災を思い起こさせる程の

長い揺れでした。


思わず、

携帯電話の情報を観て、

宮城県の「震度６強」の文字に

驚かされました。


何でも大阪からの連絡でも

「揺れた」とか。


これは大変だと思い、

各所に連絡を、と思いましたが

ご承知の通り

既に電波が混線して

繋がらない状態。


会場のあるエレベーターはストップしてしまい、

ガスもストップ。


夕方、会が終わり、

ホテルへチェックインしに行かねばならないのですが、

電車は動いていない。

タクシーも捕まらないし、道も大渋滞で動かず。


咄嗟に歩く事を決意しました。

荷物もあり、重たかったのですが、

我ながらいい即断でした。


バスやタクシー乗り場には

長蛇の列。



私は神楽坂から芝公園まで

歩いて行きました。


途中、暗くなりながら

「これで停電でもしたらもっと大変な事になる」と

不安の中、歩道から溢れんばかりの人混みに紛れて

ただただ、目的地（芝公園）まで歩きました。


東京が、こんなにパニックになった事は

戦後今まであったでしょうか？


東北・北関東の災害で

東京がこうなってしまう。


恐ろしさを感じました。


元より、

もっと大変な目に遭われた方、

その方が多いのは承知しています。


けれども、

実際、

あの雑踏の中に居た自分が、

今、こうしてこの書込みをしているのが

不思議でもあります。


翌日、そして今日の仕事は中止、キャンセルとなりました。


そこで、

モバイルサイトを見て、

急遽、昨日の晩に空の便を取り、

大阪へ戻ったのでした。



大変な被害、

大変な状況。


これからもっと多くの

被害が出てくることでしょう。


経済や多方面に影響も出ます。


日本の一部が壊滅してしまいました。



被災された方々には

心からお見舞い申し上げます。


そして、

運悪く亡くなられた方々には

心よりお悔やみ申し上げます。



間もないのに、不謹慎ですが、


これから、国民が、

一致団結して、


正常な状態へ戻すため、


あらゆる努力、救済、励まし、


それが不可欠であると思います。



私は、

本日、まもなく

事情により北陸へ向かいます。



様々な思いを持っています。


けれども、


個々の生活、安全、これからの人生の為に、


前を向いて、


精一杯、生きて行かねばならない、


そう決意しています。



当分の間、


世の中は混乱状態です。



「天変地異」といえる


此の度の災害は、


あらゆる事を私に示してくれたと思います。



昨晩、帰りの電車内で、


仕方のない事ですが、


楽しんでおられる人々を見て、


ついさっきまで東京に居た自分が、


昨晩色んな事を経験した自分が、


別世界のようで、


とても不思議でなりませんでした。